厚生病院について(市民一人ひとりが出来る事)

桐生厚生総合病院 2012年6月24日 撮影
日本も、桐生市もかつてない超高齢社会に突入しています。
この後に続く先進諸国は日本の動向を、日本の他の自治体は、
桐生市の動向をあらゆる側面から注目し続けています。
今こそ日本の、桐生の手腕が問われている正念場であると
考えています。
桐生市は高齢者福祉の先進都市として高齢者が
安心して生活できるまち「桐生モデル」を目指すべきであると
考えます。
しかしこのような大事な時期に厚生病院の医師不足をはじめ
国民健康保険や介護保険制度などの問題について、対応が
充分でないのが現状です。今の医療崩壊は、すでに
医療不足という形ではじまっていて、今後ますます高齢化で
医療需要が増す中、現在のマンパワーで質と安全を
保ち続けるのには限界があります。
厚生病院の医師不足を解消するためには、一人ひとりが
「かかりつけ医」を持ち、厚生病院が高度な医療に専念できる
ようにすること。そして市民各々が当事者意識を持ち、
若い研修医が勤務しやすい環境をつくることが求められています。
今、地域で医師をどうサポートしているかが問われているのです。
「地域の医療は、地域の住民が守る」以外にはないと考えます。

2011年7月23日 土曜日 桐生タイムス社

2010年2月9日 火曜日 朝日新聞社 |